企業動静

企業動静 2023年6月26日付 vol.1974

2023/06/27 09:00

週刊BCN 2023年06月26日vol.1974掲載

提携

米Panasonic Avionics(パナソニックアビオニクス)とサウジアラビアSaudia(サウディア)
機内エンターテインメントシステム「Astrova」の納入に関する契約を締結。サウディアのワイドボディ航空機30機が対象で、航空機エンターテインメントの役割を再定義し、乗客の体験を向上。
6月12日

東芝デジタルソリューションズとイスラエルClassiq Technologies(クラシックテクノロジーズ)
ゲート型量子コンピューティングに関する技術提携に合意。東芝デジタルソリューションズは、Classiqのプラットフォーム上で作成したソフトウェアを用いて量子AIなどの技術検証を実施。インダストリアル分野におけるユースケース探索とソフトウェアプラットフォーム化を推進。
6月12日

名古屋市と中部電力、両毛システムズ
名古屋市の電力スマートメーター通信網を活用した水道使用量の自動検針とデータ利活用に関する実証試験の協定を締結。戸建住宅などを対象に自動検針の安定性を検証し、新たな価値の創出を目指す。
6月12日

NTTと東京工業大学
2030年代の6Gに向けて、300GHz帯のフェーズドアレイ送信モジュールを開発し、ビームフォーミングを用いた300GHz帯高速無線データ伝送に世界で初めて成功。移動する受信端末に向かって超大容量データを瞬時に転送が可能に。
6月13日

TISと大林組
TISは、高性能PCや特別なスキルを必要とせず、容易に建設現場のデジタルツインを構築できる大林組の「デジタルツインアプリ」の開発を支援。大林組が東京大学と実施した共同研究をベースに「データ連携基盤の構築」を行ったほか、「多種類のデータ集約・座標変換ロジック」の考案と実装を担当。
6月13日

米SAS Institute(サスインスティチュート、SAS)とイー・アイ・ソル
製造業DXを支援するイー・アイ・ソルが、SASのInternet of Things Partner Ecosystem programに加入。包括的なデータ収集と管理から、AIや機械学習を活用したIoTアナリティクスといったパワフルな分析まで、トータルなシステム構築を提供。
6月14日

NTTデータとインフキュリオン、DearOne
国内初となる共同利用型の地域金融機関向け組込型金融基盤と地域DXに特化したスーパーアプリ「地域DXアプリ」を23年夏から提供へ。27年までに15地域金融機関への導入を目指す。第1弾として、十六銀行とともに、本年度の岐阜県恵那市のプレミアム付電子商品券事業で活用。
6月14日

スイスAvaloq Group(アバロック)と米BlackRock(ブラックロック)
ウェルスマネージャーやプライベートバンク向けのソリューション強化を目的とした戦略的パートナーシップ契約を締結。ウェルスマネージャーやプライベートバンクは、口座開設時のオンボーディング、資産ポートフォリオの構築、レポートの作成、資産のリスク管理など、顧客のジャーニー全体を通じて業務の強化が可能に。本戦略的パートナーシップの一環として、ブラックロックはアバロックに少数株主として出資。
6月14日

TKCと百十四銀行
海外ビジネスモニター(OBM)についてのビジネスマッチング契約を締結。百十四銀行が海外展開する取引先企業にOBMを紹介し、導入サポートをTKC全国会海外展開支援研究会に所属する約690人の税理士・公認会計士が担う。
6月15日

韓国KTとNTTドコモ、富士通など
韓国科学技術情報通信部とNational Information Society Agencyが運用する5Gテストベッドセンターで、仮想化技術を用いたオープンRAN対応の5G基地局(vRAN)を導入した検証設備を構築し、23年6月にマルチベンダーでの接続試験に成功。オープンRANやRANインテリジェント化のグローバルでのさらなる普及に向けて連携を拡大。
6月15日

システムインテグレータとラクス
システムインテグレータが提供するIT企業向けクラウドERP「GRANDIT SaaS IT企業モデル」と、ラクスの勤怠管理サービス「楽楽勤怠」がサービス連携を開始。勤怠管理と工数管理を一元管理し、二重入力などの手間なく、正確な原価の把握が可能に。過剰な負荷の特定や効果的なリソース配分にも役立ち、プロジェクトの進捗改善や品質向上にも寄与。
6月16日

NTTデータと三菱重工業
サーバーなどのIT機器を液体の中で直接冷却し、既存データセンターで活用可能な「ラック型液浸冷却システム」を構築。三鷹データセンターEASTで23年3月から5月にかけて実施した実機検証の結果、冷却にかかるエネルギーを自社ビル基準で92%削減し、一般的な「タンク型液浸冷却システム」の課題である運用性も173%向上することを確認。
6月16日

東芝デジタルソリューションズと米IPwe(アイピーウィー)
事業成長に資する知的財産の戦略的策定を支援する知的財産情報プラットフォームの構築に向け、協業を開始することに合意。企業が保有するノウハウなどを含む知的財産や無形資産の戦略的な開発・活用と、国内法に基づくコンプライアンス対策の効率化につながる包括的な知財DXの実現を支援し、企業価値を向上。
6月16日

北野建設と日立ソリューションズ
北野建設は、全社の生産性向上をめざしたDX推進プロジェクトの戦略的パートナーとして日立ソリューションズを選出。プロジェクトの第一歩として、すべての従業員にとって魅力的で働きやすい環境の実現を目指し、コミュニケーションツールの導入とリモートワーク環境の構築を23年4月に完了。
6月16日

新設

SCSK
金融機関などを対象にしたマネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策事業について、巧妙化が進む犯罪組織の手口に迅速に対応すべく、同事業を専業分社化し、さらなる専門知見の蓄積と高度化されたサービス提供を目指し新会社を設立。為替取引分析業の登録・認可などを前提に23年度中の事業開始に向けて準備。
6月16日

事例フラッシュ

アバナード
医療用医薬品の研究・開発・製造・販売輸出入を手掛ける協和キリンのアジアパシフィック、北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ)などの海外子会社のERPを整備し、運用保守を支援。グローバルでのシステムと業務の標準化に加え、システム投資の最適化を実現。
6月12日

スノーフレイク
ナウキャストが、機関投資家向けのデータ分析基盤構築ソリューション「AlternaData Hub」のプラットフォームとして「Snowflakeデータクラウド」を採用。データの取り込み、統合、分析、安全な共有に関する必要な性能を備えているほか、柔軟性やスケーラビリティがあることなどが採用の理由に。
6月13日

NTTデータイントラマート
薬局事業などを展開するI&Hが、アナログな業務のデジタル化と将来的なデータドリブン経営を目的に、必要なデータを本社と各店舗、グループ企業の間で共有・参照でき、各種申請・承認や業務フローを可視化・システム化する全社共通のプラットフォームとして「intra-mart」を採用。膨大なメールや紙の書類による業務のデジタル化などを実現。システムの導入・開発はNECネクサソリューションズが支援。
6月13日

アルプスシステムインテグレーション
福島県南相馬市が、Web分離・無害化パッケージ「Secure Gateway Suite」を採用。ファイルダウンロード時に手動で無害化処理をする手間が一切かからず、職員の使い勝手が向上。入力の手間を省くことができ、職員の負荷なども軽減。パッケージには、Web無害化機能のオプション製品として「InterSafe WebIsolation」が組み込まれており、コア技術にはアシストが提供する「Ericom Shield」を利用。
6月15日

日鉄ソリューションズ
三重県庁が目指すデータドリブンな行政運営の実現に向けて、22年度に「Google Cloud」を採用したデータ活用基盤を整備し、23年度から運用を開始。NTTビジネスソリューションズとともに、オープンデータのさらなる充実のほか、データに基づく課題解決や行政サービス創出につなげていくデータ活用環境を整備・運用へ。
6月15日

日本ティーマックスソフト
FWD生命保険が、メインフレーム上で運用している保険契約管理システムの「Microsoft Azure」環境への移行を、日本ティーマックスソフトのメインフレーム・リホスト・ソリューション「OpenFrame」を使用し、23年3月に完了。保守運用コストの削減やシステム運用の簡素化、オープン上での他システムとの連携が可能に。
6月16日

日立製作所
ANAホールディングスが、社員のウェルビーイング向上の一環で、日立製作所のグループ会社であるハピネスプラネットが提供する組織支援サービス「Happiness Planet Gym」を導入。新経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」の実現に向け、社員間のつながりを深め、コミュニケーションの活性化を図るほか、顧客へのサービスの向上などを目指す。
6月16日
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