ITベンダーのGo To Market戦略

<ITベンダーのGo To Market戦略>外資編 米BlackLine日本法人 ERPの機能を補完し、経理業務の変革を支援 中堅・中小企業へのアプローチも視野に

2024/03/22 09:00

週刊BCN 2024年03月18日vol.2006掲載

<企業概要>
 米本社は2001年に設立。約4400社の顧客を持ち、Fortune500の半数以上の企業に同社の製品は利用されている。日本法人は18年に設立し、19年に事業を開始した。従業員数は45人(24年2月時点)。大手小売業や製造業、情報サービス業など、大手を中心に幅広い顧客を持つ。

 グローバルで実績のあるソリューションベンダーの国内参入が続いている。日本法人を立ち上げ、国内でビジネスを本格化する外資系ベンダーは、どのような勝ち筋を思い描いているのか。第4回は、決算などの経理業務を効率化する基盤を展開する米BlackLine(ブラックライン)の日本法人に戦略を聞く。ERPによる会計情報のデジタル化だけでは達成できない経理業務の変革に寄与すると意気込む同社は、中堅・中小企業へのアプローチを視野に入れた拡販に取り組む方針だ。
(取材・文/大畑直悠)
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外部リンク

ブラックライン=https://www.blackline.jp/