企業動静

企業動静 2025年5月26日付 vol.2060

2025/05/27 09:00

週刊BCN 2025年05月26日vol.2060掲載

提携

KDDIとイスラエルDriveNets(ドライブネッツ)
ネットワークのオープン化(ハードウェアとソフトウェアの分離)加速に向け、戦略的パートナーシップに関する基本合意書を締結。オープン化したルーターの導入領域拡大や、オープンネットワーク管理の効率化、設備投資や運用コストの最適化などを目指す。
5月12日

日本テラデータとAtPeak
日本企業のAIドリブン経営実現を加速させるAIソリューションを共同で提供する戦略的提携に合意。第1弾として、AtPeakが独自開発したAIプラットフォーム「AP-AI」とテラデータのハイブリッドクラウドAIデータ基盤「Teradata Vantage」を連携させたソリューションを「Teradata Vantage AI Offering」の一部として提供。
5月12日

米IBM(アイビーエム)と米Oracle(オラクル)
エージェント型AIとハイブリッドクラウドの推進に向けパートナーシップを拡大。IBMの主力AI製品ポートフォリオである「watsonx」を「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)で提供。7月に「watsonx Orchestrate」のAIエージェント・オファリングをOCIで利用可能となり、OCI上のAIサービスとの連携も実現。
5月14日

日本情報通信とベリントシステムズジャパン
パートナー契約を締結。日本情報通信はベリントの提供するAI搭載ソリューションをはじめとした製品、サービスの販売と導入サービスを開始し、金融機関をはじめとするコールセンター業界の課題解決と顧客体験のさらなる向上に取り組む。
5月14日

NTTコミュニケーションズと網屋
資本業務提携に関する契約を締結。NTTコムが提供するセキュリティーソリューションにおいて、網屋の純国産SIEM製品「ALog」を活用したサービスの提供に向けた連携を開始。IoT・OTシステムなどの環境でも、ニーズに合わせたセキュリティー対策の強化を実現。
5月14日

オプティムとセントラルメディエンス
医療業界におけるDX・AIサービス開発で資本業務提携。セントラルメディエンスの医療業界での豊富な事業ノウハウ、実践可能な臨床現場と、オプティムが培ってきた技術・DXノウハウを掛け合わせ、医療業界におけるDX・AXを加速させるサービスを共同で創出。
5月15日

米Western Digital(ウエスタンデジタル)と台湾Ingrasys(イングラシス)
ストレージを内蔵した新しいフラッグシップTop-of-Rack(TOR)スイッチの共同開発に向けた戦略的提携を発表。両社の技術力、専門性を組み合わせることで、大規模なAIの課題に取り組むデータセンター向けに、効率性、拡張性、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げる、より柔軟な分散型インフラストラクチャーを実現。
5月15日

住友金属鉱山と日鉄ソリューションズ、日鉄テックスエンジ
3社が協力し、住友金属鉱山の製錬事業における生産性向上を目指して、同社のニッケル工場(愛媛県新居浜市)と播磨事業所(兵庫県播磨町)の設備に関する予知保全システムを新たに構築。熟練の従業員が培ってきた経験・暗黙知や、各設備の音・振動などの測定データ、実際に設備に発生した異常事象をもとに、故障の初期兆候を可視化。データを活用し、故障タイミングを予測するモデルも組み込んだ。
5月15日

マクニカと紀北
協業を通じて、三重県紀北町役場本庁舎と海山総合支所の警備DXを支援。マクニカが国内総代理店として提供するAI異常検知ソリューション「icetana」を紀北の自社サービスに組み込み、限られた警備リソースで夜間警備を強化しながら、住民サービスの向上、警備員の負担軽減を短期間で実現。導入にはパナソニックEWネットワークスが協力。
5月16日

設立

エクサウィザーズとコクー
ジョイントベンチャー設立を決議。エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIが提供する法人向け生成AIサービス「exaBase生成AI」の提供、サポートをさらに加速するとともに、RPAと生成AIを掛け合わせた生成AIサービス、AIエージェント活用支援サービスなどを展開へ。設立は8月をめどに予定。
5月13日

SAPジャパンとOBS
SAPシステムエンジニアの養成に特化した日本初の専門学校「沖縄ビジネスソリューション専門学校」を、沖縄県浦添市に開校。SAPのグローバル教育支援プログラム「SAP University Alliances」に加盟し、最新のデジタル技術を活用した人材育成に取り組む。
5月15日

買収

米Databricks(データブリックス)
開発者向けのサーバーレスPostgresデータベースを提供する米国スタートアップ企業Neonの買収に合意。データブリックスはNeonと連携し、開発者とAIエージェント向けに、オープンかつサーバーレスなデータベース基盤を提供へ。
5月15日

米Datadog(データドッグ)
機能フラグや実験プラットフォームを提供する米Eppoを買収。Eppoのプラットフォームは、データドッグの既存の製品分析スイートとシームレスに統合。データドッグは一つのプラットフォーム上で、エンドツーエンドの製品分析ソリューションを全て提供。
5月15日

事例フラッシュ

伊藤忠テクノソリューションズ
年金積立金管理運用独立行政法人に提供していたインデックス情報を収集・分析するクラウド基盤を更改。インデックスを活用したより多様で柔軟なポートフォリオ運用や、長期的な資産成長と安定したリターンの実現など、資産運用の高度化を支援。
5月12日

Guidewire Software Japan
三井ダイレクト損害保険が、現在、オンプレミスで運用している保険金支払業務管理システム「Guidewire ClaimCenter」をオペレーションの効率化、市場環境の変化への柔軟な対応、さらなる顧客サービス向上を目的として「Guidewire Cloudプラットフォーム」へ移行することを決定。同ソリューションのクラウド移行は国内では初。
5月12日

日本オラクル
荏原製作所が基幹業務を含む200以上のシステムで利用する「Oracle Database」とアプリケーション群を「Oracle Cloud Infrastructure」に移行。販売・購買管理などの基幹業務、精密・電子事業で利用される業務アプリなどを対象に、安定性や柔軟性、コスト効率を高めながら、IT基盤の標準化と事業拡大への迅速な対応を実現。
5月13日

アイティーエム
アシュアードが提供する脆弱性管理クラウド「yamory」を利用した脆弱性管理サービスを、ネットスターに導入。脆弱性管理に要する工数と比較し、開発者の負担が軽減でき、開発生産性の向上に寄与することを確認。
5月13日

デル・テクノロジーズ
建設業向けソリューションなどを展開するEARTHBRAINがAIのユースケース実現を支援する包括的なAIソリューション「Dell AI Factory with NVIDIA」に基づく「Dell PowerEdge」サーバーベースのオンプレミス基盤を構築し、AIを活用したソリューションとサービスの開発を加速。コスト最適化やセキュリティー強化にも貢献。
5月14日

Denodo Technologies
JR西日本がDenodoの論理データ管理ソリューション「Denodo Platform」を導入。Denodo Platformを活用して鉄道事業を支える「鉄道運行系リアルタイムデータ基盤」を構築し、サイロ化したシステム間のデータ連携を実現。今後は分散しているデータ基盤をDenodo Platformに一元化して、データドリブン経営の実現も検討。より発展した「データハブ」の構想も計画。
5月14日

LayerX
高崎健康福祉大学が法人向けビジネスカード「バクラクビジネスカード」を採用。立替払いとそれに伴う精算業務の負担軽減、経費利用実態のタイムリーな把握と管理などに期待。
5月14日

ペネトレイト・オブ・リミット
東京・国分寺市が「amie AIチャットボット」を導入。市民による自己解決の促進、検索性強化による利便性の向上、職員の負担軽減などに貢献。
5月15日

アクロクエストテクノロジー
エネルギー関連事業や化学品事業を手掛ける三愛オブリがAI需要予測システムを採用。オートケミカル関連製品150品目の在庫最適化を実現。予測誤差を20%以内に抑え、余剰コストや販売機会損失の削減に成功。
5月16日

TOKIUM
日本石油輸送が契約書の一元管理やペーパーレス化、新リース会計基準への対応を効率化するために契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」を導入。過去の契約書のデータ化に要する時間を少なくとも約1000時間以上削減できる見込み。今後新たに締結される契約書の管理業務も、年間約100時間以上の削減を期待。
5月16日
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