坂出市では、ICカードやカードリーダーが老朽化し、カード忘れや紛失、リーダーの故障対応など管理者側のコストをゼロにしたい、予備在庫を持ちたくない、次は端末内蔵カメラを使った顔認証などに置き換えセキュリティの向上も図りたいと考えていました。時期を同じくして、関係拠点がすべてWi-Fi化し拠点間移動がラクになったのに外付け品が煩わしいと感じていた時、DDSにはマスク着用時でも認証できる顔認証があることを四国日立システムズから提案していただき、まさに理想と一致する運用が展望でき、EVEMA採用に至りました。
EVEMAはニュータニックスの仮想基盤に構築しました。物理サーバーの調達が不要なため、費用も抑えられました。
顔登録は各課ごとに顔写真（画像）を集めてシステム管理者に提出してもらい、800名のデータは1週間で集まりました。運用開始を4月としたことで人事異動の時期と重なりましたが、反映はAD連携によりスムーズに実施できました。直感的に扱えるADの操作はもはや説明不要です。
また、ロックアウトした際はサーバー側で対処できるため、職員は自席待機でよく、これも双方にとっての大きな改善です。