リコーは今、OA機器メーカーからデジタルサービス企業への変革を進めている。そうしたデジタルサービスを顧客に体験してもらうための重要な拠点としての役割を担うのが「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO(以下、RICOH BIL TOKYO)」だ。そこでは、ハイブリッドな環境の対話を促すためのソリューションとして、Shure(シュア)のシーリングアレイマイクロホンが活用されている。
リコー
RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO
ゼネラルマネージャー
菊地英敏
企業のオープンイノベーションや共創を1つの拠点で実現する「RICOH BIL TOKYO」
デジタルサービス企業への変革を進めるリコーでは、顧客企業とリコーが対話しつつ新たな価値を創出する場として「RICOH BIL TOKYO」を設けている。
2018年9月に田町で開設されたRICOH BIL TOKYOだが、当時は16坪ほどの広さしかなかった。しかしその限られたスペースでも可能性を十分に実感したため、リコーはより充実した場所への移転を決定。そして今年2月1日に品川シーズンテラス18階でリニューアルオープンした。新たなRICOH BIL TOKYOは旧施設の約20倍にもなる約1000㎡の広さを持つ。
ここには顧客企業の経営者と試行錯誤を行うワークショップルームと、そこで得たひらめきを練り上げていくプロジェクトルームが各2室設けられている他、実際にハードウェアのプロトタイピングを行うファブラボも併設されており、全プロセスがこのRICOH BIL TOKYO内で完結できる。最新のAI技術も活用しながらリコーが伴走支援し、本質的な部分における課題解決や新たなビジネスを共創していくことこそがRICOH BIL TOKYOでの目標だ。
顧客企業とリコーがパートナーシップを築き、コラボレーションを継続して、企業間の垣根を越えたコミュニティへと成長していくために重要なのは「対話」だと、RICOH BIL TOKYOの構想を自ら描いて会社に提案し、実現へと漕ぎ着けた菊地ゼネラルマネージャーは語る。
「どんなに時代やテクノロジーが進化しても、顧客が実現したいことを的確に捉え、その上でしっかりと提案し、新しい価値を提供できる空間であり続けたい。そのためには、常に変化し続けながらこの施設を“生き物”とすることが重要であり、そこに向けた道をShureとなら共に歩んでいけると期待している」と、最後に菊地ゼネラルマネージャーはこれからのRICOH BIL TOKYOにおける展開を熱く語った。
シュア・ジャパン
マーケティング部
シニアマネージャー
硲夏希(左から2番目)
営業部
マネージャー
松宮健二(左端)
リコーは今、OA機器メーカーからデジタルサービス企業への変革を進めている。そうしたデジタルサービスを顧客に体験してもらうための重要な拠点としての役割を担うのが「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO(以下、RICOH BIL TOKYO)」だ。そこでは、ハイブリッドな環境の対話を促すためのソリューションとして、Shure(シュア)のシーリングアレイマイクロホンが活用されている。