BCN FORUM

ロータスからIBMへ

2002/07/01 15:27

週刊BCN 2002年07月01日vol.947掲載

 

 6月末日付で、株式会社から日本IBMのソフトウェア事業部の1部門となったロータス。だが、社長だった安田誠氏は、すでに7月前から「日本IBM理事データマネジメント・ソリューション事業部長」の肩書きで活動を行ってきた。

 「ノーツ販売はもう軌道に乗っているので、任せても大丈夫。今度はデータベース製品『DB2』の販売を行う」と話す本人の表情は、至って明るい。

 6月18日に開催したロータス株式会社として最後の記者会見の際には、「やはり個人的にはちょっと胸に来るものがある」と語っていたものの、本人の気持ちはすでに新しいビジネスに向かっているようだ。

 意気込みについてたずねると、「DB2をノーツのように富士通、NECにも売っていく?。うーん、そこまではまだいかないかな。でも、もっと販売量を増やしていくことはできると考えているし、可能性は十分にあるんじゃないか。シェアも拡大できればとは思う」と、言葉を選びながらも意欲は十分の様子。

 DB2を拡販するとなると、日本オラクル、そしてロータスの宿敵といわれていたマイクロソフトの牙城を崩していくことも重要なミッションの1つとなる。再び他社との激しい戦いの真っ直中へ乗り出したようだ。
  • 1