中小企業や自治体ビジネスの活性化を働きかける「全国IT推進計画」の一環として、10月から全国を行脚し、セミナーの開催やソリューションの紹介など、ITキャラバンを続けているマイクロソフトの「ITトレーラー」に関し、仰天事実が発覚した。

 本紙の取材に対し、マイクロソフトのゼネラルビジネス統括本部は、この件に関して言い難そうにこう漏らした。

 「実は車を提供していただいた日野自動車さんからクレームがつきまして…。あれはトレーラーではない!と」

 今回、マイクロソフトが全国キャラバンに利用しているのは、日野自動車製の車を改造したもの。プレス発表時点では、「ITトレーラー」と呼称していた。

 ところが、「トレーラーというのは、後部が牽引される形態の車のことであり、今回利用している車はトレーラーではない」(日野自動車)というのが正式な見解なのだ。

 そうするとあの車は、何と呼べばよいのだろうか。「一応、社内では、『キャラバンカー』と呼ぶようにしています」ということだが、いまだにITトレーラーと呼んでしまう社員も多く、「キャラバンカー」の名称が全体に定着するには、まだ少し時間がかかりそうである。