eBayが迷走中だ。eBayはペット関連情報サービスの開始を計画していたのだが、一般からの強い反対により計画を取りやめることとなった。あまりにも無責任という意見に押し切られた格好だ。

 ペット業界は売買成立以降も飼育全般に専門家のアドバイスが必須で、サイトの活性化には良策だとされている。しかし不法なペット売買もあり、当初から問題が多いことも同様に指摘されていた。

 この計画はeBayが買収したスカイプの技術を有効利用するためのものであった。音声のやりとりがあれば、よりきめ細かなサービスを提供でき、それを最も必要とするのはペット業界だというわけだ。スカイプの有効活用は多くのアナリストや一般のユーザーから多様な提案がされてきたが、eBay自身の案はあまりにも無理があったといわざるを得ない。

 この新サービスは2006年早々にも運営開始予定であったが、計画は事実上の白紙撤回で、別な形での運営を模索中とも噂されている。

 eBayが自社の資産を有効利用するには、時間がかかりそうである。(米・ニューヨーク発)