台湾のセキュリティ関連ビジネスは今が旬である。台北で開催された、Secutech 2006 は内外からの多くのビジターで賑わった。出展者も600社を上回った。

 情報関連、監視カメラなどの監視システム、ファイヤーアラームなどの防災対策など、セキュリティに関連した総合展示会である。主催は純民間のメディア関連企業であるのが台湾では珍しい。

 主催者であるNew Era International 社のAnita Chen女史によると、台湾のセキュリティ関連ビジネスはここ数年で飛躍的に成長した。主な理由は、9.11事件でセキュリティについての関心が急激に高まったことと、中国進出企業のセキュリティ設備の導入意欲が旺盛になったことだという。

 筆者の分析では、単なる外部からの防犯だけでなく、外国の経営者が中国の工場労働者の監視用に使うニーズが実は多いと推測する。社内の犯罪防止そして、最も重要な勤務態度の監視である。中国にある多くの台湾系の工場では、管理者のデスクに監視用のモニタが置いてあり、生産ラインの様子などが映し出されている。(台北発)