中国で、外資のメディアの映像内容を国内メディアが引用することが原則禁止になった。

 もともと、報道内容に対して検閲があるため、ニュースの即時性はもとより、内容の公正さが怪しくなる中国のメディアである。

 中国では、ケーブルテレビ局が配信する国外のメディア、例えば、NHKやBBCなどの放送もケーブルテレビ局自体が検閲し、当局の意向に反する内容が放映されそうになると内容を黒い画面を挿入したりして、ブロックする。

 これでは中国に住んでいる外国人に評判がいいはずがない。そんななかで、広東省のある会社が、海外からのインターネット経由のテレビ放送の受信を可能にする賃貸アパートの提供を始めた。

 アパートの持ち主は日系企業の間で人気のある人材斡旋の企業。日本の家電メーカーが発売している、インターネット経由で自宅のテレビ放送を見ることができる設備を日本側で預かり、それを入居者が見ることができるようにアレンジした。日本のNHKとか民放の放送を中国でリアルタイムで視聴でき、なかなか好評のようである。(深セン発)