ベビーブーマー、ジェネレーション X と呼び方がかわってきている。私自身は、ベビーブーマーとジェネレーション X の狭間に生まれた。そして私の世代が、いま社会の中心になって動こうとしている。このわれわれが、いま直面しているのはジェネレーション X の後に生まれた人たちのためにどのようにマーケティングを展開するかということだ。

 ジェネレーション X の後は、ジェネレーション Y と呼ばれる世代で、基本的に物心がついたときからコンピュータだけではなくインターネット、携帯電話があった時代の人たちとなる。バーチャルとリアルの双方の世界を自由に行き来し、隣に座っている人でもメールやチャットを利用してコミュニケーションを行う世代。これがジェネレーション Y なのだ。

 彼らは技術的に優れているが、ソーシャルスキルに劣る。お金がすべてという考えもない。商品が高いか、安いかという概念すらない。反対に国境という考えはなく、政治に興味を示さない。雑誌や新聞を読むことも少なく、テレビやラジオはエンターテインメント。情報源の多くはサイトのオピニオンリーダーからの情報だ。

 このような市場にどのようにマーケティングを展開できるのか、われわれは考える時期にきているのだ。(サンノゼ発)