日本に戻ってきて困るのは、無線LANのアクセスポイントが少ないことだ。アジア地域でインフラがもっとも先進的なのが台湾である。台湾はWiFlyとHinetの大手のふたつのサービスが大都市の商業地域や地下鉄駅などをカバーしている。

 マクドナルドなどのファーストフード店やコーヒーショップ、そしてセブン-イレブンがいずれかのサービスを利用可能にしている。自ら無線LANサービスを提供しているところもある。

 それに加えて、世界最大のwifiコミュニティのfonのアクセスポイントが全台湾で5000か所もある。fonサービスは日本や米国のように住宅街と商業地域がはっきり分かれているとサービスエリアが偏るが、台湾や香港の市街地のように商業地域と住宅地域が渾然一体で、しかも建築物が密集している地域では有用なサービスである。

 台湾のモバイルインターネットは、この無線LANのほかに、PHSや3G携帯をインフラとしたものがあるが、無線LANでほとんど用が足りてしまう。日本から一時的に台湾を訪問する際、WiFlyの場合はコンビニでプリペイカードを購入すれば、すぐに利用が可能になることも便利な点である。(台北発)