中国市場でIT技術者の人材争奪戦が激しくなってきました。オフショア開発を中心としたソフト開発案件の急激な増加が要因です。SIerは、中国で事業開発ができるので、うれしい悲鳴をあげています。
半面、人材を他社にとられてしまう危険性は高まっています。優秀な人材を確保しようと「今の1.5~2.0倍の給与を支払う」ことを条件とするヘッドハンティングも活発化しています。
とくに中堅SIerは、大手と比べて人員が少ない分、優秀な人材が他社に行ってしまうと大きなダメージを受けます。そこで、人材の確保に向けた策を講じなければなりません。日系の中堅SIerであるPFU上海は、ソフト開発の原点に戻って、優秀な人材の確保に力を注いでいます。坂口修一・董事副総経理が語ってくれました。(佐相彰彦)
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PFU上海 中国での人材争奪戦を勝ち抜く 中堅SIerが生き残るにはメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.8.27」より