PFU(輪島藤夫社長)は、情報KIOSK端末「SmartPOT(スマートポット)」の新モデル「SmartPOT-FX」の販売を開始した。あわせて、設計から保守までの製品カスタマイズメニューを体系化。これによって、製品カスタマイズを行った場合の短期導入とコスト抑制を実現する。

マーケティング統括部栗原敬衣氏
 PFUは1995年に情報KIOSK端末を発売した。これまでに6万台の販売実績をもち、直近の累計台数シェアで3年連続1位を獲得している(中日社調べ)。卓上設置型の小型情報KIOSK端末「SmartPOT」は、ヤマト運輸の宅配用伝票発行端末「ネコピット」に採用されるなど、多くの導入実績をもっている。「競合のKIOSK端末は、部品を長期間提供できない。当社は部品を5年間という長期で安定供給することを確約しているので、リスクやコストを軽減できる」(マーケティング統括部の栗原敬衣氏)と他社と比較しての優位性を語る。

 今回は製品を全面刷新。「SmartPOT-FX」では、15インチディスプレイを搭載。卓上、壁掛けやアーム設置が可能になった。インテルのAtomプロセッサと新OSのWindows 7を採用した。冷却ファンを使用することにより、静音化と対塵埃機能を高めた。

 また、USBポートやLANポートといった充実した外部インタフェースによって、バーコードリーダや外付けプリンタなど多様な機器を接続できるのが特徴だ。

 PFUは、カスタマイズによる導入が増えている状況をみて、カスタマイズメニューを体系化した。メニューは「設計サービス」「評価サービス」「製造サービス」「保守サービス」「ソフトウェア開発サービス」の五つ。とくに設計サービスでは、開発環境をワンフロアに集約して社内での技術者同士が密にコミュニケーションを取ることができる環境を構築した。また、Super-VDR(バーチャルデザインレビュー)ルームや各拠点間を結ぶ遠隔VDRにより、デザインレビューにおける顧客との共同作業を実現。開発効率、生産性を向上させるなど、各フェーズで製品品質を高めて、短期導入によるコスト抑制が可能になった。(鍋島蓉子)

「SmartPOT-FX」