先日、出張で外国を訪問する機会がありました。海外に出ることが久しぶりだったこともあって、現地に着いてからしばらくは、タクシーやホテルでなかなか英語で切り出すことができず、恥ずかしい思いをしました。
日本は島国です。外国と直接には接していないので、大陸の国々に比べると外国人と接する機会はどうしても少なくなります。学校教育でせっかく学んだ英語を実生活に生かすことが難しいのも、ここから来ているのでしょう。
国際教育機関のエデュケーション・ファーストが、英語圏外の54か国を対象に調査したところ、日本人の英語レベルは22位と、先進国のなかで決して高い水準ではありませんでした。
私自身の学生時代も、実生活で外国人と英語で会話する機会は多くありませんでしたし、単語と文法を暗記することに終始して、話すことは二の次でした。そのツケが回ったといえそうです。
しかし近年は、ネイティブの英語で、実体験に近い感覚で学習できるeラーニング教材が提供されています。こうした教材を活用することで、日本の学生たちが本物の英語力を身につけて、英語ができるところを海外でみせてもらいたい、と強く願います。(真鍋武)
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チエル、海外旅行の疑似体験ができる英語eラーニング教材メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.6.7」より