【SDK(Software Development Kit)】
ソフトウェア開発キット。アプリケーション開発に必要なファイルやプログラムをひとまとめにしたもの

 特定のプラットフォーム向けにアプリケーションを開発するときに必要なツールのセット。ソースコードやライブラリファイル、ドキュメント類をコンピュータが実行できるオブジェクトコードに変換するコンパイラなどの処理プログラムのようなツールがセットになっている。

 各種のパッケージソフトウェア、ハードウェアプラットフォーム、オペレーティングシステム(OS)など、どんなシステム・環境向けにどのプログラミング言語でアプリケーションを開発するかによって、必要なSDKは異なる。無料で公開され、誰でも利用できるものもあれば、有料で販売されているものもある。

 「IDE(統合開発環境/Integrated Development Environment)」と似ているが、IDEが開発環境のすべてを提供するのに対して、SDKは一般的にプログラミングに必要な最低限の機能だけを提供し、テキストエディタなどの開発環境は含んでいない。

 例えば、代表的なSDKで、Windows上で動くアプリケーションの作成用にマイクロソフトが無料で公開している「Microsoft Windows SDK」は、Windows APIを利用するために必要なヘッダファイル、ライブラリ、ユーティリティソフトウェア、サンプルなどを提供。一方、マイクロソフトのIDE「Microsoft Visual Studio」には、「Microsoft Windows SDK」のほか、デザイン、構築、販売に必要なツールがすべて入っている。

 なお、Java言語での開発向けのSDKを「JDK(Java Development Kit)」、ハードウェアを制御するドライバを開発するSDKを「DDK(Driver Development Kit)」と呼ぶなど、SDKを細分化して特定の呼称で表現することもある。ちなみに、JDKは最も広く使われているSDKである。