今日のひとことWeb版

息を吹き返した市場

2014/07/07 15:26

 家電量販店の取材で「何が売れていますか」と質問したとき、多く返ってくる答えが「4Kテレビ」です。各社の製品が出揃い、デモコーナーでその実力を確認した消費者が、高画質に魅了されて購入しているのです。家電量販店は、「まだ放送では対応しているコンテンツがない」と告げていますが、6月2日に試験放送が開始されたことから、消費者の興味は増すばかりです。

 国内のテレビ市場は、2011年7月のアナログ放送終了に伴う駆け込み需要で大きく伸びましたが、その反動は大きく、最近まで低迷が続いていました。しかし、ここにきて「4K」で再び息を吹き返そうとしています。

 4Kテレビのメーカーのシェア争いも活発になってきました。BCNのアナリストが、薄型テレビの店頭市況を分析しました。地域によって、売れるメーカーが異なるそうです。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
<BCNアナリストの店頭市況>本格化する4Kテレビのシェア争い
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.7.7」より
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