2月の薄型テレビ販売台数が、2年2か月ぶりに10.2％増と前年を上回った。販売金額も39.1％の大幅増を記録。販売台数と金額が揃って前年を上回ったのは、実に2年8か月ぶりだ。

　このところ続いている大型化の流れは継続しており、40型以上の販売台数構成比は32.7％と高水準を維持。さらに、薄型テレビ全体の価格帯別の販売台数構成比でも、税抜平均単価が10万円以上の高価格帯製品が、過去3年で最大の19.4％を記録。50型以上の大型テレビや4Kテレビなどを中心とした消費税増税前の駆け込み購入も、回復を後押ししている。（道越一郎）

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