▼長野のお土産に「蚕(かいこ)」のサナギの佃煮を買ってきた。昆虫食文化が残る地域ならではの特産品だが、実は、当の長野でも好んで食す人がめっきり少なくなっているようだ。実際、「長野のお土産です」と、ネット上で紹介して、長野県人から「そんなものどこにも売ってない」と怒られたことがある。

▼安価でオープンなサーバーの台頭で、ダウンサイジングの波が押し寄せた90年代は、メインフレームに対する風当たりが強くなった。クラウドの信頼性が向上したことで、メインフレームには再度、ダウンサイジングの波が押し寄せるはずだった。ところが、クラウドの波にのまれたのはPCサーバーで、メインフレームは生き残り、むしろ評価を上げている。

▼日本では、約5000台のメインフレームが稼働しているという。“レガシーシステム”と呼ばれて久しいメインフレームだが、“レジェンドシステム”と呼ぶべきなのかもしれない。

▼サナギの佃煮は、おいしくいただいた。昆虫は食べなくても生きていけるが、昆虫食文化が残ることで、再評価される時代がくるのではないか。特殊でも、いいモノは必ず残る。サナギの佃煮は、レジェンドフード、となるのである。(風)