インタビューコーナーの「face」でお話を聞いたラックの大沼重成さんは、高校時代からこの道20年のサックス奏者。音楽人生ではサックス一筋なのかと思ったら、3年ほど前からフルートにも取り組んでいるとのこと。聞くと、ジャズのビッグバンドでは、サックス奏者が曲の途中でフルートに持ち替えて演奏することも珍しくないのだとか。

 演奏方法が似ているのかと思ったら、音の出し方も運指も異なり、10本の指で演奏する金属製木管楽器ということ以外にそれほどの共通点はなく、サックスのベテランでも大変なのだそうです。でも、新しい楽器は練習量に応じた上達を実感できるので、サックスを演奏していて行き詰まりを感じたとき、フルートを手にすると楽器演奏の楽しさを再発見できるということです。

 仕事でも趣味でも、本来自分が得意としていることほど、うまくいかないときの立ち直りが難しいもの。そんなときのためにも、「この道一筋」より「この道“二筋”」で打ち込むのがよいのかもしれません。(日高彰)

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<FACE>ラック アプリケーションアーキテクト 大沼重成
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.7.29」より