中国には、赤色の封筒にお金を入れて子どもに配る、いわば日本のお年玉にあたる「紅包」という慣習がある。最近では、オンライン決済を通して紅包のやりとりができるサービスも流行中だ。SNSアプリ「微信(WeChat)」では、2014年1月から紅包サービスを提供。ユーザーの中国人は、「グループ内のメンバー間で、金額をランダムに配布する設定ができるので、おみくじ感覚でおもしろい。遠距離の友人とも遊べるので、コミュニケーションにも役立つ」と語る。

 今年の年末年始には、年越しの微信紅包が大流行した。中国メディアによると、16年1月1日0時までの24時間に、微信紅包の合計利用数が23.1億回に達したという。これは、2015年の春節時の利用数の約2倍。12月31日23時~24時にかけては、アクセスが集中し過ぎて微信のサーバーがダウンし、微信紅包を利用できなくなったユーザーも相次いだ。紅包の本番は、旧正月にあたる春節。さらなる過熱化が予測される。

中国では紅包のオンライン化が進んでいる