▼フランスのパリでタクシーに乗ったときの出来事。夕食を済ませた時間帯ゆえ、パリの夜は更けていて、エッフェル塔がライトアップされていた。ぼうっと眺めていると、運転手がベストポジションでタクシーを止めてくれた。5分ほどで始まるから待ってもいいぜ、とのこと。少し待っていると、エッフェル塔がキラキラと光り出した。調べたら、シャンパンフラッシュというらしい。

▼同乗者がタクシーの運転手に、日本にもタワーがあると説明し、東京タワーの写真を見せた。驚いた運転手の口から出たのが「おぉ、チャイナコピー!」。海外のコピーといえば、ひと昔前なら日本の代名詞だったが、善し悪しはともかく、今では中国にお株を奪われてしまったようだ。

▼ソフトウェアベンダーの業界団体「MIJSコンソーシアム」が体制を刷新した。新体制の目玉は、「JAPAN Tech Valleyプロジェクト」。シリコンバレーに倣い日本型のエコシステムをつくるという。世界進出という当初の目的からの方向転換となるが、ベンチャー企業が育てば、悲願の達成もあるだろう。単なるチャイナコピーではない、“日本型”に期待したい。(風)