供給過多といえるほどにショッピングモールが急増した中国。とくに大都市では競争が厳しく、各モールが生き残るには、顧客を囲い込むための差異化要因が求められる。
 

ファッションショーに参加する気分を味わえる

  昨年秋に、上海の五角場エリアに正式オープンした大型モール「合生匯」では、デジタルサイネージを活用して、顧客満足度の向上につなげようとしていた。カメラ付きの専用タッチパネルで自分の顔写真を撮影すると、多様な選択肢からファッションアイテムを選んで、好みの服装に仕立て上げられるというもの。完成後は、大型ディスプレイ上にファッションショーのような演出で着飾った自分を表示できて楽しい。

 ただし、このデジタルサイネージはUIがあまりよくなくて残念。選択肢にある衣類が、実際にモールに入居しているファッション店舗が扱っている商品なのか、よくわからなかった。もう少し工夫すれば、店舗への導線として生かせるだろうに。