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足で稼いだデータで成果を出すために

 1日中、顧客のところに足を運ぶ。会社に戻るのが遅くなっても、そこからやらなければいけない仕事がある。その一つが、営業日報やCRMへのデータ入力だろう。くたくたになりながら、「何のために」と疑問を抱いている人もいるはずだ。

 データ入力の作業が「無駄だ」と感じる理由は、データの活用ができていないからではないだろうか。販売活動を促進し、営業生産性を上げる方法として、著者が提示するのが「セールス・アナリティクス」というデータ分析の手法だ。

 ただ、言葉だけ捉えて挑戦しようとすると、同じことの繰り返しになりかねない。本書は「小さく始めて大きく波及させるのが正攻法」がポイントと位置づけ、具体的な対応方法や成功事例などを紹介する。

 営業担当者が毎日、足で稼いだデータには、今まで見えなかったヒントが隠れているかもしれない。新たな成果を生み出すうえで、本書は一読の価値がある。(鰹)
 
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『営業生産性を高める! 
「データ分析」の技術』
高橋威知郎 著
同文舘出版 刊(2000円+税)