ビジネスのためのOS「Domo」本

 BI(Business Intelligence)ツールにカテゴライズされることの多い「Domo」。その紹介本である。同ツールを提供するドーモは、単なるBIツールではなく、「ビジネスのためのOS」であると説明しており、その意図がタイトル「最強のデータ経営」に込められている。OSのように、データ経営を実現するための基本的な機能を提供する存在という意味が込められている。

 BIツールの歴史は、企業におけるデータ活用の歩みと同等であり、ツールとして長い道のりを経てきている。新鮮味を出すために「単なるBIツールではない」「圧倒的に使いやすい」というアピールがツールベンダーで繰り返されてきた。

 ドーモのビジネスのためのOSという主張も、その延長線上にある。著者としては不本意かもしれないが、新型BIツールの視点で読むと、データ経営とDomoの理解が進みやすい。特にBIツールを活用していて、課題意識を持っている既存ユーザーに響くのではないだろうか。(亭)
 


『最強のデータ経営』
杉原 剛 著
インプレス 刊(2000円+税)