▼令和時代に実用化が期待される空を飛ぶ自動車。未来の車は反重力エンジンで空を飛ぶものだとSF小説から学んだが、現時点では乗用ドローンが有力である。悪天候に弱そうなところは心配だが、歩行者がいない分、自動運転の制御は道路上よりも簡単だと思っていた。

▼エチオピア航空が運航する米ボーイングの新型機で発生した墜落事故。自動飛行制御システムに問題があったとの見方が強まっている。自動飛行制御の前に操縦士が無力だったのなら、恐怖を覚えずにはいられない。ボーイングはシステムのアップデートに取り組んでいるとされるが、プログラムの修正だけでは解決しない問題となりそうだ。

▼人員不足を背景に、ビジネスの世界でも自動化が息の長いトレンドとなりそうだ。RPAはその中心的な存在だが、ブームの一方で、業務のブラックボックス化が指摘されるケースも出てきた。社員が制御できない暴走RPAが誕生しないよう、IT業界のサポートが求められる。

▼乗用ドローンが普及したら、満員電車とは無縁になり、通勤の苦痛から解放される。働き方はさらに自由になり「今日は早めにドローンします」なんて昭和なダジャレもありそうだ。(風)