北斗七星

北斗七星 2019年9月16日付 vol.1792

2019/09/20 09:00

週刊BCN 2019年09月16日vol.1792掲載



▼米大リーグで快挙だ。1試合の中で勝利投手になり、本塁打を打ち、野手として守備につき勝利に貢献した。その選手の名はマイケル・ロレンゼン。

▼大谷翔平選手の活躍かと思わせる内容だが、大谷選手の登場後、多くのチームや選手が“二刀流”を真剣に考えるようになっているという。センスと身体能力の塊のような選手が投手に起用されることが多いから、プロになった投手でアマチュア時から打撃は苦手だったという選手はほとんどいない。そう考えれば二刀流で活躍する余地がある選手は大谷選手以外に存在しても不思議ではないし、チーム編成や選手起用で大きなメリットを生み出せる可能性がある。

▼単なる一選手としての活躍以上に、強固な意志と圧倒的な実力で米国の野球の文化を変えつつあることに、大谷選手の挑戦の尊さがある。未来はマルチタスクの中なのか。

▼経産省「DXレポート」作成の中心的な役割を果たした名大院の山本修一郎教授は、エンジニアがビジネスを学ぶことでDX人材としての役割を果たすことができるようになると指摘する。IT市場の文化も、二刀流の新世代人材が変えていく可能性がある。(霹)
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