編集部イチオシツール

<編集部のイチオシツール>『ワールドスピーク(HYP10)』

2019/12/18 09:00

週刊BCN 2019年12月09日vol.1804掲載

国内販売モデル最多の翻訳言語数


 ソースネクストの「POCKETALK」がヒットしたことで開けた翻訳機市場。最近では、海外向けWi-Fiルーターのレンタル店がセットでPOCKETALKを貸し出すプランがあり、すでにお世話になったというビジネスパーソンもいるかもしれない。

 家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、同カテゴリーにおけるソースネクストのシェアは約9割。圧倒的地位を築いているが、競合も登場してきている。

 最有力候補といえるのが、キングジムの「ワールドスピーク」だ。翻訳言語数は国内販売モデル最多の155言語。オフラインでも代表的な17言語が翻訳可能という優れもの。どの言語を翻訳するか、音声で選択できるなど操作性も高い。

 個人的に使えると思ったのが、テザリング機能を兼ね備えていることだ。ルーターと翻訳機の両方を持ち歩く必要がなくなるので、ビジネスシーンがより快適になりそうだ。(雀)


メーカー名 キングジム
ジャンル  ポータブル翻訳機
発売日   2019年12月6日
価格    2万6000円から
 
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