先日、玄関口で宅配便を受け取る際、ハンコを部屋の中に置いてきてしまいました。サインのため、配達員の方からペンを借りようとすると「すみません、今はお貸しできなくなったんです」との返答。確かに、配達先のあちこちでペンを貸していたら、不特定多数がそれに触れることになります。

 少し神経質すぎるのではと思う人もいるかもしれませんが、少しでもお互いの感染リスクを低減するため、ペンは貸さないとをルール化することは理解できます。感染者数が下げ止まる中、ワクチン接種が進みその効果が発揮されるまでは、このように「少しでもできること」を積み重ねていくしかないのかもしれません。

 大手電機メーカーやロボット開発のベンチャー企業によって、無人宅配の実証実験も行われるようになりました。道路交通法など関連法令の改正が進めば、2021年度中にも無人走行ロボットによる宅配サービスが商用化されるといいます。社会全体から見ればごくわずかな動きですが、このようなテクノロジーの開発も、少しでもできることの第一歩。安全な形で早期に普及することを期待したいです。(日高 彰)

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パナソニック、小型低速ロボットによる配送サービスの実証実験