6月8日19時ごろ、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)「Fastly」で大規模な障害が発生しました。その影響で、AmazonやTwitterなどの多くのサイトの全部または一部が一時、利用できなくなりました。不便な体験をした方もいらっしゃるかと思います。今回は、1時間程度で復旧しましたが、これが長時間だったらと考えると怖くなります。

 復旧後、TwitterなどSNSを見てみると、消費者の方が「CDNっていう回線のせいだったらしい」「CDNって何?」など、CDNについて、どういったものなのか分からないという内容の投稿を多くされていました。確かに、「今の仕事をしていなかったら、CDNのことは知らなかったかもしれないな」と素直に思いました。

 CDNは表に出ない黒子のような存在ですが、現代のネットサービスに欠かせないサービスです。今回の出来事によって、重要性が多くの方に認知されたのではないでしょうか。一方で、どのようなシステムやサービスにもリスクがあるということ再認識する機会になりました。当たり前のことですが、日ごろから有事に備えた対策を準備することが大切です。(岩田晃久)

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6月8日の「Fastly」大規模障害、原因は5月に導入したソフトのバグ