CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)プロバイダーの米Fastly(ファストリー)の提供するCDN「Fastly」で6月8日19時ごろ(日本時間)、大規模な障害が発生。同サービスの利用する企業のサイトで、接続できない、画像が表示されないなどの影響が出た。Fastlyでは、同日19時36分に修正の適用を開始し、同21時44分にステータスページでサービスが復旧した(resolved)と発表した。

 今回の障害により、AmazonやTwitter、国内事業者では、メルカリ、楽天市場、日本経済新聞などのサイトの全部または一部が一時、利用できなくなった。

 Fastlyでは今回の障害の原因について、5月12日に実装を開始したバージョンのソフトウェアに、「非常に特殊かつ例外的な状況下」で発生する可能性のあるバグが含まれていたためと説明。このバグが6月8日に引き起こされ、同社ネットワークの85%で障害が発生したという。

 同社では今回の事象に関して行った対応や、テストの過程でバグを発見できなかった理由について事後検証を実施するとともに、復旧期間短縮の方法を検討するとしている。