▼長引く自粛生活の反動で消費が回復することを「リベンジ消費」と呼ぶそうだ。年末年始の商戦期を迎えた各地の百貨店や家電量販店には、大勢の買い物客が訪れ、街から人がいなくなった時と比べると、大きく様変わりしたと感じる。

▼自粛といえば、この約2年間、帰省を控えていた人は多かっただろう。これまではオンライン帰省が話題になっていたが、鉄道や高速道路などの混雑状況を見ると、年末年始はリアル帰省を選んだ人が増えたようだ。久しぶりにふるさとの親族と会った人たちは、オンラインとは違った良さを再確認したのではないだろうか。

▼リアルとオンラインのそれぞれに良さがあることは、ビジネスの面でも多くの人が認識しているだろう。以前はオンラインを中心とした働き方への対応を進める企業が多かったが、最近はリアルとオンラインを融合させた働き方を模索する動きが目立っている。

▼一時は落ち着きが見えていた新型コロナウイルスの感染状況は、再び増加傾向になっている。企業にとって、新型コロナ禍への対応は依然として重要な課題。IT活用についても引き続き注目が集まりそうだ。(鰹)