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電子辞書の市場動向

2007/12/03 16:51

週刊BCN 2007年12月03日vol.1214掲載

シャープが猛追、首位カシオに肉薄

 電子辞書市場の主導権争いが、一段と激しさを増している。BCNランキングによると、メーカー別販売台数シェアでカシオ計算機がトップの座を維持するが、ここ数か月はシャープが猛追、今年5月に23.0ポイントあった両社の差が10月ではわずか4.5ポイントにまで縮まってきた。

 10月の機種別販売台数シェアでは、今年5月に発売されたシャープPapyrusシルバー「PW-AT760-S」が7.0%でトップ。2位は2003年に販売がスタートしたシャープの電子辞書「PW-M800」(5.5%)、3位は今年8月に売り出したカシオEX-wordシャンパンゴールド「XD-SW6500」(5.3%)、4位は同じくカシオEX-wordシルバー「XD-SW4850」(4.7%)の順。

 シャープは11月にワンセグチューナーを搭載した新モデルのPapyrus「PW-TC930」の販売を開始した。

 年末に向けて、差が詰まってきたカシオ、シャープのシェア変動が気になるところだ。

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