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ビジネスソフト全体の販売動向

2007/12/10 16:51

週刊BCN 2007年12月10日vol.1215掲載

本数は停滞、金額は伸びる

 ビジネスソフト全体の市場動向は、本数減とはいえ、金額は好調で前年同月実績を上回る傾向にある。BCNランキングによると、ここ数か月は本数が7-10%程度落ち込み需要は縮小傾向にあるが、金額では10月は精彩を欠いたものの、9月まではマイクロソフトやアドビシステムズなど高額製品の販売増が影響して、軒並み前年同月を上回る伸びを示している。

 10月のメーカー別本数シェアでは、セキュリティソフトを展開するメーカーが上位を独占し、市場をけん引した。1位は500タイトル以上を販売するソースネクスト(20.8%)、2位はシマンテック(14.7%)、3位はトレンドマイクロ(7.3%)であった。

 一方、金額ではマイクロソフトが19.4%でトップ。2位はグラフィックソフトなどを販売するアドビシステムズ(13.9%)、3位はシマンテック(10.2%)となっている。メーカー別で著しい伸びを示したのは、今年「初音ミク」がヒットしたサウンド関連ソフトメーカーのクリプトンフューチャーメディア。

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