日本パーソナルコンピューター（服部隆彦代表取締役）は、光ディスクイレーサー「JE-1050」を7月中旬に発売する。

　PCに接続せずスタンドアローンで動作し、同時に5枚のディスクのデータを破壊できる光ディスクイレーサー。廃棄したいメディアをドライブの中に入れると、自動的に消去し、終了すると自動的にメディアが排出される。また、データ破壊時にディスクに含まれる微量な有機色素化合物（シアニン系、フタロシアニン系、アゾ系など）を発生させないため、環境にやさしく、データ破壊後のCD-R/DVD-R素材の再生利活用（リサイクル）に貢献する。

　レーザー光でCD/DVDディスクのデータ記録部分を破壊する技術「PlexLaser Del」を搭載したドライブを採用。対応ディスクはDVD-R/RW、DVD＋R/RW、DVD-R DL、DVD＋R DL、CD-R/RWの8種類。CD-R/RW、DVD±R/±RW（1層ディスク）のデータ破壊時間に平均3分、DVD±R DL（2層ディスク）のデータ破壊時間に平均6分と、短時間でデータを破壊できる。価格はオープン。同社では、初年度100台の販売を目標にしている。