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<ソフトバンクBB 法人向け流通で新戦略(上)>サーバーからアプリケーション配信

2005/03/07 21:12

週刊BCN 2005年03月07日vol.1079掲載

 ソフトバンクBBの孫正義社長が2003年末に宣言した「ユーテリティコンピューティング戦略」の法人向けビジネスが、ようやく具現化してきた。同社は2月、米ソフトリシティ(ハリー・ルーダCEO)と日本国内における販売代理店契約を結び、さまざまなアプリケーションをサーバーで一元的に管理し、サーバーからクライアントパソコン(クライアントPC)に一元的に配信する次世代型アプリケーションマネージメントプラットフォーム「ソフトグリッド・プラットフォーム(ソフトグリッド=SoftGrid)」を発売したが、同製品を核に法人向けビジネスの再活性化を図る。既存のパートナーを通じたソリューション販売を本格化させるほか、今後、ASP(アプリケーションの期間貸し)サービスや業務ソフトベンダーとパッケージの共同開発も開始する意向だ。本来の基幹事業である流通卸の活性化を狙ったこの戦略は、同社の法人向けビジネスの将来を占う意味で“試金石”となりそうだ。

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