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中堅ERP市場、顧客争奪が激化 参入ベンダーの増加で主導権争う

2005/11/21 14:53

週刊BCN 2005年11月21日vol.1114掲載

 中堅企業向けERP(統合基幹業務)市場が戦国時代に突入した。中堅企業向けは、大企業向けや中小企業向けと違って圧倒的なシェアを持つベンダーが存在しない。そこを狙って年商1000億円以上の大企業を顧客対象としていた外資系ベンダーや、年商100億円以下の中小企業向けに製品を発売していたベンダーが、これまでの概念を打ち破る製品の発売や販売チャネルの開拓などで顧客企業を増やそうと躍起だ。迎え撃つ中堅企業向けを得意としてきたベンダー各社は、参入ベンダーの増加を逆手に取って主導権を握ろうという作戦だ。

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