日本市場では、次期データベース(DB)「Microsoft SQL Server 2008」で3年以内に売り上げ倍増を目指す──。マイクロソフトは、機能強化された新DBを投入する効果として、こんな皮算用を弾く。特化する分野としては、これまで支配的だったSMB(中堅・中小企業)向けに加え、新たに「エンタープライズ市場」の攻略を本格化するほか、「BI(ビジネス・インテリジェンス)市場」、仮想化やSaaS(Software as a Service)など「次世代業務プラットフォーム市場」の3分野に重きを置く。
BIや仮想化など、新搭載で
「UNIX環境からのコンバートやSAPベースでSQL Serverが搭載されるケースが増えた。“波”は明らかに当社に向かっている」(五十嵐光喜・業務執行役員)とみて、ディスカウントキャンペーンを展開するほか、エンタープライズ市場に強いオラクルDBからの移行プロセスを自動化するツール「SQL Server Migration Assistant(SSMA)for Oracle V3.1」を提供するなど、早期に市場を立ち上げる考えだ。
「SQL Server 2008」は、「透過的なデータ暗号化」「ポリシーベース管理」などコンプライアンス(法令遵守)機能、サーバー統合に対応するCPUリソースの割り当てや大量データをきちんと保全・管理する「データ・パーティション」などを実装した。
日本市場では、次期データベース(DB)「Microsoft SQL Server 2008」で3年以内に売り上げ倍増を目指す──。マイクロソフトは、機能強化された新DBを投入する効果として、こんな皮算用を弾く。特化する分野としては、これまで支配的だったSMB(中堅・中小企業)向けに加え、新たに「エンタープライズ市場」の攻略を本格化するほか、「BI(ビジネス・インテリジェンス)市場」、仮想化やSaaS(Software as a Service)など「次世代業務プラットフォーム市場」の3分野に重きを置く。