大手SIerは、マルチテナント型のビジネスに移行する動きを鮮明にしてきた。旺盛なIT投資を行ってきた金融業や製造業は、サブプライムローン問題や原材料高で業績が伸び悩む。その結果として個別にプログラムを開発する高コストなスクラッチ型では十分に対応できなくなることが昨年度(2008年3月期)大手SIerの決算で顕在化。マルチテナント型へ軸足を移すことで原価を大幅に引き下げ、シェア拡大に舵を切る動きが活発化する。