新政権発足から2週間余り。公共分野のITビジネス(公共IT)の活発化に期待するSIerが増えている。保険や補償、グリーンIT、医療・介護など、旧政権と方針が大きく異なる領域で、「新しいビジネスが見込める」(大手SIer幹部)と、虎視眈々とチャンスをうかがう。公共ITは、投資削減や財政ひっ迫で長らく先細りの傾向にあったが、政権交代による大幅な政策変更によって、にわかに色めきたってきた感がある。公共ITを強みとするSIerは、これまで需要の伸び悩みに苦しんできただけに、「受注拡大の商機を徹底的に研究する」(別の大手SIer幹部)と商魂を露わにする。