アップルの「iPad」が6月下旬に国内で発売されて以来、「電子書籍」を巡る攻防に火花が散っている。紙媒体のメディア市場で主演を演じてきた大手出版社や印刷会社に、電子媒体の制作・頒布などを支援する新顔のプレーヤーも加わった主導権争いはめまぐるしい。国内の「電子書籍」市場は、成長率が130%程度。急拡大する気配のあるこの市場のおかげで、低迷に喘ぐソフトウェア業界が恩恵を受ける構図が浮かび上がってきつつある。