2011年3月11日の東日本大震災と原発事故は、東北地方に甚大な被害をもたらし、日本経済を窮地に追いやった。あれから1年が経つ。被災地のIT産業界は、地場産業の減退とともに多くの既存案件を失った。それでも、宮城県に限っていえば、震災の影響で倒産したITベンダーは皆無。新たな技術で新事業に参入するなど、底力もみせている。この1年、震災がもたらした新たな東北IT産業の動向をリポートする。(取材・文/谷畑良胤、ゼンフ ミシャ、信澤健太)