ITガバナンス(統治)のフレームワーク「COBIT」が7年ぶりに刷新される。COBITは「内部統制の強化」の標準フレームワークとしての採用が進んだ実績があり、今回は「内部統制」よりも範囲が広い「企業経営」や「企業ガバナンス」の領域を拡充している。新版である「COBITバージョン5」は11月8日に開催される「ITGI Japan カンファレンス 2012」以降、日本語版が順次投入される見込みだ。2005年以来、内部統制の強化では情報サービス業界で数百億円を超える波及効果があったとみられており、今回の新バージョンでは企業ガバナンス全体をITの側面から標準化していく需要開拓に役立つものと期待されている。(安藤章司)