ネット選挙が解禁されて初の国政選挙となった第23回参議院選挙。自民党の大勝による「ねじれ」解消の裏で、投票率は52.61%と戦後3番目の低調ぶりを示した。冷静にみれば、選挙期間中に候補者がインターネットを通じて情報発信できるようになっただけで、にわかに有権者の政治への関心が高まると考えるのには無理がある。ネット選挙解禁という話題性が先行した感のある今回の参院選のなかで、関連ツール・ソリューションを投入したITベンダー各社は、何を期待し、何を得たのか。彼らの目を通して、初のネット選挙を振り返るとともに、ITベンダーにとってのビジネス上の意味を探る。(取材・文/本多和幸)