【上海発】中国の大手IT企業の間で、大規模な事業改革の動きが活発化している。クラウド・ビッグデータ・IoTなどの新興技術や、インターネット関連サービスの事業強化を目的としたもので、日本では例のない独特な株式市場の活用もみられる。香港証券取引所に上場するIT大手の中軟国際は8月2日、システム開発やITソリューションを展開する主要事業部門のTechnology and Professional Service Group(TPG)を、株式売買を通じて実質的に上海証券取引所に上場させる計画を明らかにした。(上海支局 真鍋 武)
15年には、従来型ITサービスを手がけるTPGと、インターネット関連サービスのInternet Information Technology Service Group(IIG)に事業部門を再編した。同社の15年度売上高は約51億1129万元で、TPG・IIGはともに前年度比2ケタ成長を遂げている。今回、TPGの実質的な上場を通じて、各事業部門が独自に資金調達を行える体制を整備し、さらなる成長を目指す。
【上海発】中国の大手IT企業の間で、大規模な事業改革の動きが活発化している。クラウド・ビッグデータ・IoTなどの新興技術や、インターネット関連サービスの事業強化を目的としたもので、日本では例のない独特な株式市場の活用もみられる。香港証券取引所に上場するIT大手の中軟国際は8月2日、システム開発やITソリューションを展開する主要事業部門のTechnology and Professional Service Group(TPG)を、株式売買を通じて実質的に上海証券取引所に上場させる計画を明らかにした。(上海支局 真鍋 武)