三谷産業グループのディサークル(西岡毅社長)は9月14日、統合型コラボレーションツール「POWER EGG」の最新版として「POWER EGG 3.0」を発表した。2000年から提供している業務効率化を実現するツールで、今回の最新版は、三つの「つながり」をコンセプトに据えて機能を強化した。

西岡 毅
社長
 まず、一つめのコンセプトは「業務アプリとつながる」。APIの拡張により多くの業務アプリケーションと連携できるようした。SalesforceやOffice 365、mcframeを含む主要アプリケーションをカバーしている。二つめが、「いつでもどこでもつながる」。スマートフォン対応を強化したことで、PCのオペレーションのほとんどをスマホで実現。これにより、フレキシブルな働き方が可能になる。三つめが「企業と企業がつながる」。19年に追加予定のコラボスペース機能は社外との情報共有を強化するもの。内向きに閉じられていたPOWER EGGの環境をユーザー同士がつながれるようにすることで、企業間の協創を促進していく。西岡社長は、「三つの『つながり』により、働き方を変え、ビジネスを変えたい」と今後の意気込みを語った。

 
内田晃司
取締役
 POWER EGGは、グループウェアやダッシュボード、社内メールを一括して提供しており、現在のユーザー数は1300社にのぼる。中でも金融業界での導入が活発で、すでに31行庫が導入済み。今後は地方銀行で40行以上を目指すほか、一般企業にも展開していく計画だ。

 同社の内田晃司取締役は、「金融に注力しているが、実は納入先で多いのは一般企業。われわれの主戦場は一般企業という軸に変わりはない」とした。いち早く金融業界で圧倒的な実績を積み、ここを足場に一般企業を開拓し、ユーザーの拡大につなげる考えだ。

 今回の強化はAPIの拡張とスマホ対応の強化がメインとなっているが、19年中には前述のコラボスペースに加え、チャットボット機能、AIアシストといった機能を順次追加していく予定。(銭 君毅)