キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は10月4日、紙帳票からのデジタル化を支援する新しいBPOサービス「AI OCR×データ入力サービス」を発表した。自社で保有するBPOセンターのオペレーターの知見に、グループ会社が独自開発したAI OCRソフトを組み合わせることで、従来以上のコスト削減とスピードアップが実現できるという。11月1日にリリースする。

 新サービスは、顧客が帳票の画像やPDFをスキャナやスマートフォンなどでクラウドストレージに送信した後、キヤノンITソリューションズが開発したAI OCRソフト「CaptureBrain」が帳票種別などを自動で処理し、オペレーターが補完して顧客に納品する流れで提供する。入力精度は99.9%で、これまで必須となっていた顧客が納品データを確認する作業は実質不要になる。他社も似たようなサービスを提供しているが、AI OCRの機能とオペレーターの補完をパッケージ化して提供するのは珍しいという。

 手書き帳票や項目記載位置の異なる帳票でも対応できる。オペレーターが手入力していた既存のサービスでは、入力に数日かかることが課題になっていたが、今後は基本的に翌営業日に納品できるとしている。