その他

JSOL、電気自動車領域に活路 デジタルツイン需要で海外から支持

2022/08/18 16:00

週刊BCN 2022年08月22日vol.1935掲載

 NTTデータと日本総合研究所の折半出資のJSOLは、「強みとする領域でナンバーワンを目指す」経営方針を打ち出す。コンピューターによるシミュレーションや数理技術を駆使して製品設計を支援するCAEや、基幹系のシステム構築で強みを持っている。近年は電気自動車のモーターをデジタル空間で設計するデジタルツインの需要が高まっており、独自開発するCAEソフト「JMAG」の引き合いが増えている。他にも理化学研究所が運用するスーパーコンピューター「富岳」を活用した科学技術計算の受託などを重点ビジネスに位置付ける。
(安藤章司)
 
永井健志 社長

 高効率なモーターは電気自動車の性能を決定づける重要な要素で、世界中の自動車メーカーが開発にしのぎを削っている。試作品を物理的に作っていては時間がかかるため、あらかたの性能シミュレーションをデジタル空間で行うデジタルツインの開発手法が広がっており、そのツールとしてJMAGへの引き合いが増えている。永井健志社長は、「ここ数年は海外メーカーからの引き合いも増えており、電気自動車のモーターの開発をきっかけに海外でのシェア拡大に弾みをつける」と意気込む。

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外部リンク

JSOL=http://www.jsol.co.jp/