Special Feature

【2024年 新春インタビュー】レノボ・エンタープライズ・ソリューション AIエコシステムの構築を目指す

2024/01/05 09:00

週刊BCN 2024年01月01日vol.1997掲載


――2023年のビジネスはどのように推移したか。

 販売の面では、(PCなどを取り扱うレノボ・ジャパンと共通化した)新パートナープログラムの「Lenovo 360」が浸透し、「One Lenovo」の芽が出た1年になった。PCと、サーバーやストレージとのクロスセルが拡大している。顧客に対してマルチポートフォリオを強化できた。ITインフラ製品としては、サーバーだけでなくストレージを組み合わせての引き合いが多くなっている。「データを自分のところに置きたい」というニーズがあり、当社でもその要望にお応えできている。
 
代表取締役社長 多田直哉

――特に成長が目立った製品は。

 従量課金制でITインフラを提供する「TruScale(トゥルースケール)」が好評を博し、国内ではここ半年ほどの間にさまざまな案件で実稼働が始まっている。ありがたいことに、企業規模はエンタープライズから中堅・中小企業などさまざまで、業種も製造やヘルスケア、金融と垣根なく採用していただいている。

――“as a Service”でITインフラを調達したいというニーズが強まっているのか。

 そう感じている。投資費用の面でユーザーの財布に優しいというフィナンシャルな面に加えて、運用面の利点も認識が高まったことでこの提供形態が浸透し始めたとみており、非常にポジティブに捉えている。
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外部リンク

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ=https://www.lenovo.com/jp/ja/