【米オースティン発】中国Lenovo(レノボ)は、グローバルの年次イベント「Lenovo Tech World 2023」を、米オースティンで10月24、25日(現地時間)の両日に開催した。「AI for ALL」の旗印のもと、サーバーからPCまであらゆる製品にAIを搭載し、すべての人にAIの価値を提供していくと表明した。また、米NVIDIA(エヌビディア)とのパートナーシップの拡大を発表。新たなハイブリッドAIソリューションとエンジニアリング協力で、企業の迅速な生成AI導入を支援する。
AI推進においてレノボが最も重視するのが、GPUを供給するエヌビディアとの連携強化だ。24日、両社はパートナーシップ拡大を発表。その中心となるのは、商用のAIアプリケーション基盤である「NVIDIA AI Enterprise」の実行に最適化されたレノボのサーバー「ThinkSystem SR675 V3」と、ワークステーション「ThinkStation PX」だ。ThinkSystem SR675 V3には、エヌビディアの「L40S GPU」「BlueField DPU」「Spectrum-Xネットワーキングプラットフォーム」が搭載される。ThinkStation PXは、システム内に最大4つの「RTX 6000 Ada GPU」を搭載可能で、高度なAI機能とデータセンター級のパフォーマンスをデスクトップで実現するものとしている。
これにより、生成AI用に設計されたエヌビディアの最新技術を搭載したレノボのオンプレミス製品でAIを活用するという、ハイブリッド・クラウド・アプローチが可能になる。両社はハイブリッドAIシステムの包括的なポートフォリオを提供する。またレノボのソリューションは、米VMware(ヴイエムウェア)が発表した、企業のデータ活用を支援する生成AI用プラットフォーム「VMware Private AI Foundation with NVIDIA」もサポート。ヴイエムウェアの顧客に対しても生成AIの導入効率化を支援する。
【米オースティン発】中国Lenovo(レノボ)は、グローバルの年次イベント「Lenovo Tech World 2023」を、米オースティンで10月24、25日(現地時間)の両日に開催した。「AI for ALL」の旗印のもと、サーバーからPCまであらゆる製品にAIを搭載し、すべての人にAIの価値を提供していくと表明した。また、米NVIDIA(エヌビディア)とのパートナーシップの拡大を発表。新たなハイブリッドAIソリューションとエンジニアリング協力で、企業の迅速な生成AI導入を支援する。